今年の正月はPS2「ico」「ワンダと巨像」「イース1/2 Eternal」等、しこたまゲーム三昧で終わってしまった気がします・・・一本もやり遂げていないのですが・・・。
去年の夏に家電量販店で「MYST4 Reveration:MacOSX」を見かけ、綺麗な絵はもとよりその世界観にまいってしまい衝動買いしたことでゲーム熱が徐々に暖まり、転じてこの正月にはTVゲームがしたいなと云う衝動にもかられ、友人から半ば無理矢理PS2を安く譲ってもらった次第です。
ゲームにはまるのは何年ぶりでしょうか、一人暮らしを初めて十余年経ちますが、実家を出て以来ゲームはほとんどやっていません。にもかかわらずPS2を譲り受けて一週間も経たない内にソフトが15本を超えています・・・。大人になったものだと実感せざるを得ません。(しかし未開封多し)
まともにゲームをし始めたのは1989年頃と記憶しています。
それまでファミコンがありましたが然したる記憶は87’sのディスクシステムの「新・鬼ヶ島」「パルテナの鏡」くらいのもので、僕にとってのゲームは89’sころ発売された「PCエンジンCD-ROM2」で当時7万円ほどの高価なハードと記憶していますが、友人達の飽たカセットを安価で譲り受けては中古店や別の友人に転売するという商い根性で資金を捻出した記憶がおぼろげにあります、多分御縄になるようなことはしていないと思います。たぶん、たぶん・・・してたら、ごめんなさい。
それはさておき、想い出のゲームは「天外魔境ZIRIA」と「イース1/2」。
「天外魔境ZIRIA」は音楽が坂本龍一、主人公の声が大友克洋「AKIRA」の金田正太郎役の人、ということで買った記憶があります。
当時中学一年生、YMOとAKIRAにゾッコンでクラスの大半がBOOWYにお熱を上げている中、僕は一人で散解して10年も経っていたYMOの普及活動を続け、白い肩掛け鞄には当然の様に「YMO」と記し、坊主頭にもめげず、もみ上げを斜めに刈り込み“テクノカット”を決め込んでいるイタイ少年だったでした。また、漫画にしてもヤングマガジンのAKIRAのページだけ切り抜いて勝手に単行本化していたのを思い返すと現在に至るスクラップ癖もこの頃に端を発するのではないかと思います。高尚な段に持ち上げればヴェルター・ベンヤミン「パサージュ論」さながらで僕の目標は図書館を持ちたいと云う様な気もします。
ゲームの話しに戻ると「イース」は以前友人の父が所有していたNECのPC88でやったことがあり追体験的に遊んでいました。動きが気持ち悪いゲーム「プリンス・オブ・ペルシャ」の初代などもやった気がします(あ、初めてエロゲームをやったのもこの友人宅であることも特記しておきます・・)。
この友人はX68000なども持ってましたね。
いずれも音楽がなかなか素敵なことに気づきます。
結局僕はゲームの内容よりむしろ音楽の好みで愉しんでいたんだなーと感じます。
高校に入学してからは部活(サッカー)が忙しく、また音楽的趣味が肥大化てゲームは一切やらなくなったのでした。