この度、中野区から茨城県龍ケ崎市に引っ越しました。
広島県広島市生まれ、東京都福生市で幼児期の数年を過ごし、茨城県龍ケ崎市で小中高の12年間を過ごしました。その後、進学と共に上京し、調布に8年、吉祥寺に5年、中野に7年という遍歴の果て、再び戻った土地。つまり妻と子ども2人を連れて20年ぶりに実家近くに戻ったワケです(二世帯住宅ではありません、幸いにして父も母も70歳前ですが健在毎日元気に生活しています)。
なぜ、龍ケ崎市に?
なぜ龍ケ崎市に居を構えるに至ったか。それまでにはいろいろと迷いもありました。
地震が多い県であること、郊外型の半端な田舎イメージがあること、佐貫だか讃岐だかタヌキだかよくわからない駅があること、いつの間にかコロッケを全面に押し出していること、市長の暴走、そして今となっては放射線の問題、その他諸々エトセトラ…。都内他県から見れば、あえて “茨城県龍ケ崎市” を選ぶ理由は一つも見当たらないばかりか、むしろマイナス面しかなさそうです。。。。
1983年頃、私が育った頃の龍ケ崎ニュータウン
話を少し遡ってみますと、龍ケ崎ニュータウンという街は1981年(昭和56年)に入居が開始されてから既に35年が経過しており、新興住宅街として普通に考えれば完全に衰退期を向かえている状態と思います。
しかし、私が上京してから数年経った2000年前後からショッピングセンターが出来たのを皮切りに周りにはホームセンターや中型複合施設、各種医療機関なども段階的に増え、併せて公園や遊歩道なども整備されて行き、結果たった数年で一気に発展期を迎えたのです。
私も年に一度正月に帰省する度にどんどん便利な街になっていく様子を見てきました。これは数ある新興住宅地の中でも稀な現象だったと思います。
このように、2000年頃から急激に発展したように思います。そういった意味では龍ケ崎ニュータウン全体(北竜台/龍ヶ岡)をみるとまだ発展期の最中なのかもしれません。
私は小学校1年生の時にここに来ました、龍ケ崎市ニュータウン入居開始から1年後のことです。当時は空き地と林くらいしかありませんでしたが、それなりに楽しい時期でした。
黎明期(誕生期) -> 揺籃期 -> 確立期 -> 発展期(成長期) -> 全盛期 -> 成熟期 -> 衰退期 -> 晩期(末期) …。
先日まで住んでいた都内より “住みやすい” ことは間違いありません。
徒歩圏内にショッピングセンター(モールとまではいかないが)があり、大きな公園が幾つもあり、各種医療機関もあり、大きめの銀行もあり、郵便局もあり、遊歩道も整備され、都内では考えられないほどゆとりのある街に映ったワケです。更にとある正月の帰省時に妻と子ども2人を連れて、つくば市のシネコンに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を観に行きました。3歳と5歳でも映画を最後まで集中して観ていたことにも驚いたのですが、車で少し走ったらこんなにも大きな映画館があり、他にも子どもも大人も楽しめるような施設があり(都内の映画館に子どもを入れて良い空気はないのです。。ダメではないですが)
このほかにも理由があた末「ここに住んでもいいかもな」と思いはじめたのです。
もともと都内で子どもを育てる意思はなかったので、
私個人の「東京駅まで1時間で行ける距離(新幹線混み)」という条件だけでした。
北鎌倉、軽井沢、北杜・白州近辺、飯能など見て回り、並行して東京都内は国分寺から西側エリアも検討しました。
長男がが6歳、小学生になる時期なんですね。
切っ掛けはそれだけではありませんが、大きなウェイトを占めているのは間違いありません。
脱東京、最初にこれを考えたのは、6年前の2010年です。
遅い結婚をし長男が生まれ、そろそろ“生活”というものを根本から見直さなければ、と考えてのことでした。
多くの方が岐路に立つ瞬間。まさにその時期だったワケです。
中野のマンションでは19万円強(月管理費込)払っていました、約7年間です。
会社の事務所兼用としていたので、この価格帯だったのですが、1年で228万円、6.5年でトータル 1482万円 支払った計算になります。
これは“とかいなか”であれば築20年超えた中古戸建がほぼほぼキャッシュで変える金額、または新築でも50〜60%くらいは頭金で突っ込める、そんな額です。
正直額面だけ見ると「勿体無かったな」とは思う反面「ドブに捨てたな」とは思っていません。この経験があってこその今があるからです。
幸いにして、個人でも会社でも借金はゼロでいますが、引き換えに財産もゼロなワケで、トホホな状況です。
今後、
ですます調の敬体(けいたい)と呼び「〜だ」「〜である」の常体が入り交じる文章になるでしょう。
仕事とは切り離していますので、「ですね」とか「なんだね」とか、そんな自然な口調で綴っていくと思います。
個人的な日記です、技術的な事や仕事の事などは、コーポレーションサイトのブログに記していますので、ご興味があれば覗いてみてください。