仕事場へ向かう途中、東西線「九段下駅」で下車し、
靖国通りを一路東へ歩を進め、向うは神保町古書店街。
早速幾つかの店に立ち寄り、意のものを物色。
そのまま岩波ホールを右折し、すずらん通りで更に物色。
この時点で「九段下駅」着から三時間ほど経過している。
さすがに老いぼれた肉体がぶら下がりかけてきたので、
『喫茶きゃんどる』へ移動し、手にしたばかりの
・「デザインになにができるか」粟津 潔 / 著
・「デザインの前後左右」田中 一光 / 著
・「ジュスティーヌ物語又は美徳の不幸」マルキ・ド・サド / 著
(他
を通読しつつ、また一時間程経過。
この「ジュスティーヌ~」は横尾忠則の装丁なんですが、
やはりこの人が装幀をすると“色”が強過ぎて全体を支配してしまう。
(寺山修司の「書を捨てよ~」の横尾装丁版なんかもそうですが)
正直好みではないな、と。
そして、ようやく「お茶の水駅」から仕事場へ向かう。