アイスランド国道1号線、通称『リングロード』を24時間で一周するロードムービー。 2016年の夏頃にYoutubeでライブストリーミングされた作品(?)だそうです。
動画3本分(9時間/9時間/6時間)で合計24時間、島を一周した総延長は1332km。
実に「博多」から「仙台」までの直線距離に相当します。
ひたすら一本道を走るだけの車旅なのですが、どの場面を切り抜いてもドラマチックに映るのが不思議です。
アイスランド本島の日照時間は緯度の関係で 夏 はとても長く 冬 はとても短い。 確かにこの映像でもスタートから3時間程走ったころで完全に陽が落ちますが、4時間経った頃から徐々に明るくなりはじめ、5時間経った頃にはもう明るくなっています(曇っていて分かりづらいですが)。
つまり、アイスランドの夏は暗い時間が1時間程度しかないのです。終始幻想的な風景を観ながらも、この映像のおかげで
出発地点は アイスランドの首都『
それでは、総計24時間、じっくりとゆっくりと “時” に身を任せて観ていきましょう。 まずは、パート1(約9時間)の車旅から初まります。
【00h05m05s】
スタート地点はアイスランドの首都『Reykjavík/レイキャヴィーク』。
【00h41m53s】
『Hellisheidi/ヘトリスヘイジ』 発電所がある場所らしいです。道中全編を通じてこの白と黒の車がよく出てきます。同行クルーの車でしょうか。
【00h49m41s】
『Hveragerði/クヴェラゲルジ』を経由、ここでもクルーの熱い声援を受けますw 今日一日は長いですよ。
【01h00m43s】
スタートから丁度1時間、『Selfoss/セールフォス』に到着。ここでも街の入り口で手を振ってくれる人がいますね。ロータリー交差点を抜けて先に進みます。
【01h28m33s】
『Hella/ヘトラ』。沿道で手を振る人たちもいます。いやこれ、車から察するに同行クルーですねw。
【1h39m26s】
『Hvolsvóllur/ハヴォルスヴォルール』です。 ここから草原の中ををひた走ります。ルピナスの花畑が印象的です。
【01h54m38s】
『Markarfliot/…』、読み方がわかりません(ネット上にも殆ど情報が無いみたい)。 穏やかな牧草地帯の中を抜けていきます。曇天模様になって小雨が降り始めます。 牧場の従業員さん達でしょうか、応援する人々の姿も(02h09m9s)あります。 小さな橋を渡ると一面にルピナスの花畑がまた広がり始めました(02h16m45s)。少し陽が傾いてきた時間でもありますが、晴れていればもっと奇麗に映った事でしょう。
【02h44m40s】
『Vík/ヴィーク』に着きました。だいぶ暗くなってきましたね。 出発地点である首都『Reykjavík/レイキャヴィーク』から約180km、約2時間40分程かけてここまで来ました。ここで15分程休憩してから街を後にするようです。再出発する頃には真っ暗に…。 カメラの露出を調整する為か、更に少し走って一旦停車(03h5m27s)します。 夜の撮影は大変だとは思いますが、ここの間30分程の定点カメラに映る3人組みのはしゃぎっぷりに和ませてもらいました。
【03h46m06s】
『Mýrdalssandur/ミールダルスサンドゥル』。この辺りは一面広大な砂原のようですが、只々まっ暗な一本道が見えるだけで周りの景色は見えず残念。その代わりに 反射板の明かりが蝋燭のように光る光景 は中々のものです。
ということで、次回も パート1 の続きを観て行きます。 残り21時間、一緒にロードトリップを愉しみましょう。