広島へ向かう道中、義理の従姉妹のお誘いで『平等院』『宇治神社』『宇治上神社』@京都府宇治市 に寄りました。

これが、藤原氏ゆかりの国宝寺院で日本を代表する阿弥陀堂でもある『平等院』。（お子は砂利の方に興味があるようで…）

小さいながらも、全体の鮮やかな朱色に左右バランスの取れた翼廊が時を超えて優美な姿を伝えています。

その後、平等院多宝塔跡を通って、

宇治川沿いの小径を歩いて、

義理の従姉妹と合流。

宇治川に架かる趣のある作りを残した『宇治橋』は、

「千三百年以上もむかし、大化二年(六四六年)に初めて架けられた」と伝わっているそうです。

その脇にあった「京都の老舗創業番付」も興味深い。　“東”は今や世界の『とらや』に『中村楼』、“西”は『総本家駿河屋』に『京友禅 千總ちそう』、そして坂本龍馬の件でも有名な『寺田屋』など…歴史を感じますね。

いま、歩いてる界隈の地図はこんな感じ。

歩を進めて『開運不動尊』を脇目に、

こちらも趣のある『京都府茶業會館』も過ぎたところで、

今度は反対側の宇治川小径を歩きます。

お洒落な建物をぬけると、

程なくして重要文化財『宇治神社』に到着しました。

さっそく鳥居をくぐって、

階段を登って、

めずらしい兎モチーフの「手水舎」で清めてから、

本殿(中門)に向かい、

参拝いたしました。（ここは“二礼 二拍手 一礼”でございます） ※拝殿（桐原殿）の写真は撮り忘れてしまいました…

おみくじを引いて『宇治神社』を後にします。

奥へと進むと、いよいよ世界遺産『宇治上神社うじがみじんじゃ』です。 と、その前に境内案内マップを確認してから進みましょう。

貫禄を湛たたえる鳥居、、、くぐります。

『桐原水きりはらすい』で清めてから、

『春日社』を右手に進み、

いよいよ国宝『本殿』でございます。

ここでもしっかりとお参りいたしました。

その後『本殿』を背にぐるりと左に回って、

『拝殿』まで来ました。 って あれ？ 参拝する順番が あべこべ なような…。

こちらが国宝の『拝殿』、

渋墨しぶずみ塗りでしょうか。黒が締まる佇まい。

繁る木々に守られるように、そこに在ある『宇治上神社』です。

境内から見る門も 松の陰り と 苔が乗った石灯籠 が良き風情。

もうすぐお昼時になります、ご飯を求めて戻りましょう。

道中、そば作りの様子を覗きつつ、

先ほどの小路こうじをぬけて、

やってきました、『中村銘茶 中村藤吉本店』。

左手には宇治川が流れています。

歴史の中に、現代のセンスを交えたバランス感覚に脱帽しつつ、

いただきます。

って、これ違いますね。 コロッケですね。 山陽自動車道の淡河PA (下り)『モテナス』のコロッケですね、しかも単品お茶付きキャベツ添え。
（例のごとく、中村藤吉本店の写真撮り忘れました…）

急ぎ足でしたが、こうして義理の従姉妹のおかげで京都宇治市を満喫することができました、多謝！。

ここから一路広島に向かいます、まだまだ先は長いですぞ。