引き続き、リブラ(旧アイエフ)の古書モール にやってまいりました。
30年程前はアイエフという名で、結構盛り上がっていた印象があるのですが、今となっては閑散としたディープスポットに成り下がっておりました。。よく言えば、昭和の空気そのままを閉じ込めたような空間です。 私個人としては嫌いではないですw。
目的の “古書モール” はリサイクルショップや100円均一を中心としたテナント郡の奥にはあります。
岩波関連の文庫も多くありましたが、購入する程のものには出会えず。
うーむ、中々の蔵書量でしたが実用書や雑誌バックナンバーの類いが多く、私見では都内で100均コーナーにありそうな本ばかりのような印象…。目的の文芸・演劇・仏文・現代詩・現代思想・他、全体的に芸術関連の書籍はあまり見当たりませんでした。
好みのジャンル自体が殆ど無かった為、徐々にテンションが下がり30分ほどで店を出たのですが、この規模の古書店(古書展)を手ぶらで後にしたのは今回が初めてかもしれません。
あくまで、好みの問題です。。
一時期ハシゴするように毎週通っていた、吉祥寺『よみたや』さん、西荻窪『音羽館』さん、荻窪『ささま書店』さん、他。 このような意識の高い(ラインナップのこだわりや一冊一冊への愛情がにじみ出ている雰囲気)お店が生活エリアから遠のいてしまった事をあらためて実感した一日でした。。